リモートデスクトップについて問い合わせを受けることが増えたのでメモベースで展開。
主な用途は同一LAN環境に複数台PCがいて、外からリモートデスクトップ接続するときに、ipが足りなくてもポートを変更すれば接続できるという方法です。
目次
0)概念図
1)普通に繋ぐ場合
2)サーバー(つながれる)のポートを変更する場合:セキュリティ対策・ひとつのグローバルIPで複数繋げる場合など
3)ファイヤーウォールの設定を変更する
4-1)ルーターの設定を変更する
4-2)ルーターの設定が変更できないときに特殊な方法でつなぐ
5)接続先に固定ipがない環境でも接続する方法
実際に接続してみる
接続環境は下記のような感じです。

ただこれだと、やることが多く設定を失敗した場合の障害切り分けが困難なため、なるべく小分けにして設定の正確性を確認する必要があります。
指定するIPは、相手がLANの内側にいるのか外側にいるのかで変わってきます。ここでは同一LANにいる場合を想定します。
このようなブログエントリを見る人がここの設定方法がわからないというのはあまり想定していないのですが、この先のグローバル環境等でうまくつながらないときの障害切り分けにもつながるのであえてこの項目を書きました。

接続される側の設定
(マイ)コンピューターを右クリックしてプロパティを押した画面です。これを参考にリモートデスクトップ接続を許可します。

以上で接続される側の設定は終了です。
接続する側の設定
次に、スタートメニュー→全てのプログラム→アクセサリからリモートデスクトップ接続を選択して起動します。(見つからない場合はコマンドからmstscと入力すると起動できます)
起動できたら相手のIPアドレスを入力して接続します。

うまくつながらない場合はファイヤーウォールの設定を見なおしてみてください。
リモートデスクトップはデフォルトでポート3389を利用するため、下図のような環境では複数のローカル環境下にある複数PCに対して接続することができません。
そうした場合に有効な手段がポートの変更です。一番詳しいのが、microsoftの公式文章である管理用リモート デスクトップのリスニング ポートを変更する方法です。
ここでは、図の下側にある点線内のPCについての設定変更を行います。
スタートメニュー→全てのプログラム→アクセサリ に レジストリエディタがあればそれを起動します。手元のWindows7にはこのショートカットがなかったため、コマンドからregeditと入力して起動しました。
HKEY_LOCAL_MACHINE\System\CurrentControlSet\Control\TerminalServer\WinStations\RDP Tcp\PortNumber の値を編集し任意のポート番号にします。ウェルノウンポートを除外してざっくり10000番移行ならいいのではないでしょうか。
ここでは63389番に設定しました。

レジストリエディタには「保存」というボタンが無いので、設定が終了したらプログラムを終了します。そして再起動します。(再起動はWindowsの基本だと教わりました)
再起動後リモートデスクトップ接続で、ポート番号を変更したPCに対してリモートデスクトップ接続ができないことを確認します。
ファイヤーウォールをPCに設定していない場合はここは読み飛ばして問題なし。
ファイヤーウォールの詳細を見ると、すでにリモートデスクトップ接続がある。ただしこれはWindows標準の3389ポートを使用しているものなのでこれでは使えない。
また、このポート番号だけを編集すればよさそうなのだが、該当エントリをダブルクリックして編集しようとするとエラーメッセージが出る。

なので、新規にルールを作ってしまう。
ルールの新規追加から、ポートの作成を選択

さきほどレジストリエディタで新規入力したポート番号を入力する。プロトコルはTCPで問題ない。

許可する接続の選択。今回は上のものにした

WindowsXPではなかったネットワークの場所の選択。これは各自の環境に合わせて

名前の設定。わかるものにしておけば問題ない

以上でファイヤーウォールの設定は終了となる。
もともとあった3389を利用するリモートデスクトップのルールは停止しておこう。
これについては各メーカーごとで設定方法が違うし、似たような需要が多いのでこういうところで設定方法を確認してください。
設定ができたら、ポートチェックサイトから、ポートが正常に開放できたか確認して下さい。
上記ポート設定変更でマンションやその他の制限で特定ポートしか開放できない場合は、googleでポート変換などで検索してしらべてみるといいことがあります。(この部分は追記予定)
あとで。

接続ipに対して、xxx.xxx.xxx.xxx:ポート番号というようにコロンの後ろにポート番号を入力して接続する。
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